2026-03-07 09:26:00

不登校の子の選択肢の増やし方|グループコーチングより

先日、グループコーチングの時間を持ちました。

テーマは、不安が強い子どもとの関わり方。

不登校や行事への不安など、子どもたちが感じている「怖さ」に、親はどう向き合えばいいのか。 参加者のみなさんと一緒に考える時間になりました。


不安が強い子どもは世界を怖がっている

「外の世界が怖い」
「人が集まる場所が苦手」
「どう見られているかが気になる」

そんな声が多く聞かれました。

不安が強い子どもは、体がいつも緊張していて、
安心できる場所を求めています。

その結果、
家の中だけが安心できる場所になり、
外の世界へ一歩踏み出すことが難しくなることもあります。


先回りより「見守る姿勢」

親はつい、子どもが困らないように先回りしてしまいます。

でもそれが、
子どもの経験するチャンスを奪ってしまうことがあります。

今回の対話の中でも、こんな気づきがありました。

「背中を押しているつもりが、止めていたのかもしれない」
「先回りして解決しようとしていた」

子どもが自分で考え、決める経験を重ねることで、
少しずつ自信は育っていきます。


選択肢を増やすと子どもは動きやすくなる

今回のグループコーチングでは、
「選択肢を提示すること」の大切さも話題になりました。

例えば

・行く / 行かない
・途中まで行く
・短時間だけ参加する
・今回はやめておく

このように、いくつかの選択肢があると、
子どもは「自分で決める」ことができます。

さらに

・予定を書いて見える場所に貼る
・手順を視覚化する

などの工夫も、安心感につながります。


子どもの認知を否定しない

「みんなに嫌われている」
「どうせ自分なんて」

子どもがそう言ったとき、

「そんなことないよ」と否定するのではなく

「そう思っているんだね」

と受け止めることが大切です。

同調ではなく、共感。

まずは子どもの言葉を最後まで聞き、
フラットに受け止めることから関係が変わり始めます。


不登校の子の選択肢を増やす勉強会

今回の対話の中でも話題になった
「選択肢をどう広げるか」について、 勉強会を開催します。

4月10日(金)21:00〜
ZOOMにて開催予定

不登校の子どもにとって、
「選択肢があること」は安心につながります。

具体的な関わり方や実践例をお伝えする予定です。


グループコーチングの募集について

グループコーチングでは

・子どもの見方を整える
・関わり方を振り返る
・親の安心感を育てる

そんな時間を一緒に作っています。

次回の募集は4月に予定しています。


子どもが変わる前に、
親のまなざしが変わる。

その積み重ねが、
親子の関係を少しずつ動かしていきます。

2026-03-06 11:19:00

不登校は突然生まれない

不登校は、ある日突然起こるものではありません。

少しずつ積み重なった、
小さな違和感や我慢、言えなかった気持ちの先に、
「行けない」という状態があります。


子どもの言い訳を、最後まで聞いていますか?

「お腹が痛い」
「今日は無理」
「行きたくない」

それを怠けたい気持ちとして、
途中で遮っていませんか?

本当はその奥に、
怖さや不安、つらさが隠れているかもしれません。


自分の不安で、子どもを包み込んでいませんか?

「このままで大丈夫なの?」
「将来はどうなるの?」

親の不安は、とても自然なものです。

でも、その不安をそのまま子どもに向けると、
子どもはさらに身動きが取れなくなってしまいます。


誰かのせいにしていませんか?

学校のせい。
先生のせい。
子ども本人のせい。
父親のせい。

誰かのせいにしている限り、
不登校は長引きやすくなります。

なぜなら、
自分の関わり方を見ることができなくなるからです。


あなたのまなざしが変わらない限り、子どもは変わりません

目の前の子どもは、
あなたの在り方をそのまま受け取っています。

誰かを責めていれば、心を閉じます。
焦ってばかりでは、動けなくなります。

親のまなざしから安心を感じられたとき、
少しずつ前を向く力が育っていきます。


周りのせいにするのは、もう終わりにしませんか?

そろそろ、
「誰かが変われば」ではなく、
「私が変わる道」を選びませんか。

それは、
自分を責めることではありません。

子どもを見る目を変えること。
関わり方を変えること。
安心を持つこと。

そこから、親子の関係は動き始めます。


やってみたいな、と思ったら。

今の気持ちを、言葉にしてみませんか。


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不登校・親子関係・子どもの心のケアについて、
安心して話せる時間をご用意しています。

親も子も、安心できる場所を一緒につくっていきましょう。

2026-03-05 10:37:00

他者との境界線を作ることは未来の自分への投資

私は、自分のケアをあえて人にお願いしています。

それは、「誰かに頼ること」を、 自分自身もやってみようと思ったからです。

頑張り続けることだけが正解ではなく、 助けてもらうことも、生きる力のひとつ。


誰かに委ねるという選択

親が誰かに頼る姿は、 子どもにとっても大切な学びになります。

・お願いすることも能力
・ひとりで全部やらなくていい
・人とのつながりを持つ

それを言葉で教えるよりも、 自分の姿で伝えていくことが、いちばん自然なのかもしれません。


触れてもらうことで生まれる安心感

誰かにやさしく触れてもらうことは、 他者との距離感を感じる大切な体験になります。

「ここまでが自分」「ここからが相手」 そんな感覚が、少しずつ身体の中に育っていきます。

触れるケアは、安心感をもたらすホルモン(オキシトシン)の分泌を助け、 心と身体の緊張をゆるめてくれます。

不安が強いときほど、 心だけでなく身体から整えることが助けになることがあります。


境界線は未来の自分への投資

私は、自分がなくなってしまわないように、 自分のケアを人に委ねています。

そうしなければ、 とっくにつぶれていたと思います。

他者との境界線をつくることは、 未来の自分を守るための小さな投資です。

心と身体の安心感は、 一度に変わるものではなく、少しずつ積み重なっていくもの。

療育整体mamanoriaでは、 身体にやさしく触れることで、 安心感と「自分の輪郭」を取り戻すサポートをしています。

子どもも大人も、 自分の感覚を大切にできるようになることで、 人との関係が少し楽になることがあります。


療育整体のご案内

心と身体の境界線を整え、 安心できる感覚を育てる療育整体を行っています。

他者との境界線をつくることは、 未来の自分への大切な一歩です。

2026-03-04 18:03:00

不登校の子どもに言わなかった言葉

学校に行けていないことを、
申し訳なさそうにする息子に、
私は「恥ずかしくないよ」「堂々としなさい」とは言いませんでした。


無理に前向きにしない

つらい気持ちのままの子に、
前向きな言葉をかけることは、
さらに苦しめてしまうことがあります。

まず必要なのは、
そのままの気持ちでいられること。

まずは親が自分の気持ちを感じ切ること

私は息子に対して
「学校に行って欲しいと思ってはいけない」とずっと思ってきました。
自分のネガティブな気持ちはずっと奥に秘めたままでした。

ある日、「(学校に行って欲しいと)思うくらいいいよね」
と、思ったとき、心も身体もふわっと緩んだことがありました。

それをきっかけに、息子の気持ちにも寄り添えるように。
以前のコラムにも書きましたが、自分の感情を感じ切ることが相手の気持ちを理解することに繋がる。
そう思ったのはこの出来事があったからです。


思いやりを愛として受け取れるように

息子が前向きな態度や言葉を、
見せるようになったのは、
私の関わり方が変わったからだと思っています。

否定せず、急がせず、
ネガティブな言葉もそのままを受け止める。

それが、少しずつ彼の心を育てていきました。



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2026-03-03 17:47:00

「そうじゃない」を伝えるためにやったこと

不登校になった息子は、友だちや先生の何気ない言葉を、
自分を責める材料にしてしまうことがありました。

学校に行けていない罪悪感が、
言葉を尖らせて、自分に刺していたのです。


汚い言葉も、全部聞く

私は息子に、
「そうじゃないんだよ」ということを伝えたくて、
とにかく聞きました。

汚い言葉も、怒りも、悲しみも、
聞いて、聞いて、聴き続けました。

なぜなら、
自分の感情を感じ切らないと、他者の気持ちは理解できないと思ったからです。


親の正論は、時に雑音になる

「そんなふうに考えなくていい」
「前向きに考えよう」

それは親の正論かもしれません。
でも、苦しんでいる子どもにとっては「否定」です。

必要なのは、
正すことではなく、
感じ切る時間でした。


受け取り方が変わった瞬間

息子は少しずつ、
「なんで学校に来たの?」「もう帰るの?」などの言葉を、
責めではなく、思いやりとして受け取れるようになっていきました。

それは、
彼の在り方が変わったからだと思っています。

感情を押し込めず、
そのまま出し切る時間を持ったから。

子どもは自分で気づく力を持っています。
「それは間違っている!」と思っても、正すことを急がずに
最後まで聞いてみて欲しいなと思います。


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