子どもの行動の意味を知る|グループコーチング開催レポート
先日、
「凸凹・繊細さんの社会性をはぐくむグループコーチング」を開催しました。
今回も、子どもとの関わりや日常のちょっとした困りごとについて、
安心して話せる時間となりました。
ここでは、内容の詳細は伏せながら、
全体の学びと気づきをご紹介します。
🌱 子どもの行動には理由がある
「どうしてそんな行動をするんだろう?」と感じる場面。
実はそこには、
その子なりの工夫や安心する方法が隠れていることがあります。
今回の会でも、
子どもたちが自分を守るためにしている行動に目を向けることで、
見え方が大きく変わる瞬間がありました。
🌷 「できない」ではなく「経験の途中」
うまくいかないと、すぐにあきらめてしまう。
完璧じゃないと嫌になる。
そんな姿に、親はつい心配になりますよね。
でも、
少しずつ経験を重ねることが、
自信や社会性につながっていく。
今回の対話の中でも、
「全部できなくてもいい」「一部でも取り組めたらOK」
そんな視点が共有されました。
🌼 親の不安と子どもの安心のバランス
子どものことを思うほど、
「これで大丈夫かな?」と不安になるものです。
でも同時に、
子どもには子どものペースや感覚があります。
親の不安だけで止めるのではなく、
子どもの安心と自立を少しずつ応援する関わり方について、
参加者同士でたくさんの気づきが生まれました。
🤝 グループだからこそ生まれる安心感
「うちだけじゃなかった」
「同じように悩んでいる人がいる」
そんな気づきは、
それだけで心を軽くしてくれます。
このグループコーチングは、
答えを押しつける場ではありません。
一緒に考え、気づき、支え合う場所です。
🌸 最後に
子どもを変えようと必死になる前に、
親が少し立ち止まり、気持ちを整理する時間を持つこと。
それが、結果的に
子どもの安心や成長につながっていきます。
もし今、
・誰にも相談できない
・どう関わればいいか迷っている
・同じ悩みを話せる場がほしい
そう感じているなら、
ひとりで抱え込まなくても大丈夫。
ぜひ一緒に考えましょう。
凸凹・繊細さんの社会性をはぐくむ
グループコーチング
次回の募集は4月です。
お子さんを起こすのが大変だと感じていませんか?
毎朝、お子さんを起こすのが大変だと感じていませんか?
「何度呼んでも起きない💤」「ギリギリまで寝ている😩」
実はこの“朝のバタバタ”、家庭内の習慣が関係しているかもしれません。
わが家のルール:「起こして」は“お願いすること”
わが家では、子どもたちに
「明日、起こしてほしいときは、自分でお願いする」
というルールを伝えています😊
このルールを作ってから、私は毎朝起こすのをやめていきました。
なぜなら、子どもの自立と人にお願いする力を育てたかったからです。
「起こされるのが当たり前」になると…?
以前は、私が起こすのが当然になっていました。
その頃の子どもは、
- 自分で起きようとする意識が育たない
- 朝の準備に責任を持たない
そんな中、寝坊した日は「起こしてくれなかった!」と私に怒ることも…😓
コーチングの視点:「依頼する力」が信頼関係を育てる
「起こして」と頼むことは、小さなコミュニケーションの練習です✨
この体験の中で、子どもは次のような力を身につけていきます:
- 自分の目的や気持ちを人に伝える力
- 人に助けを求める言葉や方法
- 自分の行動の結果に責任を持つ姿勢
大人になっても必要なこれらの力、日常の中でこそ育めるのです🌱
朝の目覚めも「自立の第一歩」
「起こす」を親の役目から、
「お願いする」「応じてもらう」という関係に変えてみる。
それだけで、親子の間に信頼と尊重の空気が生まれるかもしれません。
小さな習慣の見直しが、子どもの自立と親子の絆を育てる第一歩になるなら、
まずは明日の朝から、ちょっとやり方を変えてみませんか?☀️
発達障害・不登校が特別じゃなくなる未来に備える
発達障害や不登校が特別視されない時代がきています
これまで発達障害や不登校は社会で特別なこととして捉えられてきました。
ですが、これからは多様性が重んじられる社会の中で、発達障害や不登校の子どもたちも「特別」ではなく、個性の一つとして受け入れられる時代が到来しつつあります。
この変化の背景には、教育現場の柔軟化やテクノロジーの進化、社会全体の意識改革があります。
そして、この流れが今後ますます加速することは確実です。
特別視されない未来に向けて私たちはどう備えていくべきなのか具体的に書いていきたいと思います。
理由①教育システムの柔軟化
発達障害や不登校の子どもたちに対する教育現場の対応が、ここ数年で大きく変わってきました。
従来は、標準的なカリキュラムに適応できない子どもたちにとって、学校は苦しい場所になることが多かったです。
しかし現在では、個別のニーズに応じた支援が行われるようになりつつあります。
個別支援計画を活用した柔軟なカリキュラム設計や、オンライン学習の普及、子どもたち自身のペースで学べる環境が整いつつあり、発達障害や不登校の子どもたちはより適切なサポートを受けられるようになりました。
理由② 社会の意識の変化
発達障害や不登校に対する偏見は、かつては大きな壁となっていました。しかし、最近ではその壁が徐々に取り払われつつあります。
カミングアウトする芸能人や、特性に理解を促すような発信が増えたこともあり、社会全体の意識が大きく変わり始めています。
この意識の変化によって、発達障害や不登校の子ども達が社会での居場所を見つけやすくなり、生きやすい環境が増えてきています。
学校や職場での受け入れが進むことで、これらの状態が「特別」では無くなり、共生社会の実現が現実味を帯びています。
理由③ テクノロジーの活用による支援の強化
テクノロジーの進化も、発達障害や不登校の子どもたちをサポートするための大きな手段となっています。
オンライン学習や支援アプリ、さらにはコミュニケーションツールを活用することで、これまで以上に柔軟な支援が可能となりました。
特に、子どもたちが自宅で学べるオンライン教育の進化は、不登校に対して大きな突破口となっています。
また、発達障害を持つ子どもたちがスムーズにコミュニケーションを取れるようなツールやアプリが数多く開発され、これらのテクノロジーは、今後さらに支援の幅を広げ、発達障害や不登校の子どもたちが社会に溶け込むための重要な役割を担うでしょう。
子どもたちの未来に備えて・・・
発達障害や不登校が「特別じゃない」時代に向けて、家庭でもできることがあります。
子どもたちが「自分にはどういった得意や苦手があるのか?」という自己理解を深めるために、まず親が子どもの状態を観察し、サポートする方法を常にアップデートする必要があります。
人生の中にはたくさんの選択肢があり、選べるということ。
できないことをどうやったらできるようになるのかを一緒に考えること。
できないことを「手伝って欲しい」「教えて欲しい」と頼めるようになること。
集団の中で周囲と協力し合いながら、生きていくためにはまず家庭の中でそれができていることが必要です。
子どもたちの未来に備え、まず親がその方法を学びませんか?
彼らがより自立し、幸せな人生を歩むための手助けができるように・・・。
まとめ
発達障害や不登校が「特別」でなくなる未来は、すでに兆しが見え始めています。
私たちが今すべきことは、この流れに適応し、発達障害や不登校の子どもたちがより良い未来を築けるよう、家族で準備を進めていくことではないでしょうか。
おやこコーチングmamanoriaでは、個別・グループでコーチングを実施しています。
今のご自身に合った方法で子どもを自立に導く親になっていきませんか?ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
子どもたちが自分の個性を大切にしながら成長できる社会を共に目指していきましょう。
場面緘黙の子にどうやって「りんご」と言わせるか?
塾の先生から「体験に来て一言も喋らない子にどうやって「りんご」と言わせたらよいか?」という相談がありました。様子を聞くと自宅では喋っている様子。場所や人によって言葉を発せないという場面緘黙の様子かもしれないと思いました。
場面緘黙とは
場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)、選択性緘黙(せんたくせいかんもく、英: Selective Mutism,SM)とは、家庭などでは話すことが出来るのに、社会不安(社会的状況における不安)のために、ある特定の場面・状況では話すことができなくなる疾患である。 幼児期に発症するケースが多い。
発語させる声かけはNG
「これは何?」と聞いても話してくれません。と困る先生。
実は声が出せない子にとって発語させる声かけは、苦痛でしかありません。写真のカードを使用して体験をしていたようなので、「「りんごはどれかな?」と聞いてみると良かったかもしれませんねとお伝えしました。
言葉以外のコミュニケーションを使う
「りんご」と言えなくても、りんごを指差すことはできたかもしれません。指差しなら【りんごはこれ!】を伝えられたと思います。
できないことに気づいたら「どういうことならできるだろう?」と考える。【できた!】ができる関わりをする。
「私だったらカードを並べてりんごを選ばせたと思います」「もし、選べなかったら「これがりんごだね」とカードを見せ、りんごのお話を聞かせ、「今日はお話が聞けたね」と成功体験で終わらせたと思います」と伝えました。
目から鱗が落ちた様子の先生。「早速やってみます」と仰っていました。
安心安全な関りとは
20年以上前、場面緘黙の女の子を担任したことがありました。その当時は場面緘黙という言葉はあまり知られておらず、どの先生も【緊張して喋れない子】というイメージで関わっていたような気がします。当時の私なりに
・怒らない
・スモールステップ
を意識して関わっていましたが、「小さな声でいいからおはようを言ってごらん」「口ぱくぱくで言ってみようか?」と言葉を言わせるような関り方が多かったように思います。
卒園式で返事をする。
おはようやさようならを言う。
結果としてできるようになったけれど、その頃の私にもっと知識があれば、もっと彼女にとって安心安全な方法があったのでは?と悔やまれます。
結果を急ぐ関りをしてませんか?
支援が上手くいかない苛立ちを子どものせいにしたり、「話せないと小学校で困るよ」というような結果を急ぐような関りをしていませんか?
恐怖や脅しで得られた結果は再発します。治すのではなく治っていく関りを。
おやこコーチングmamanoriaでは、支援者からの相談も受け付けています。
他害をする子への対処法
お子さんが友達に対して叩いたり強い口調で言っているのを見るとハラハラしますよね。
私も幼稚園の先生をしていたころは叩くのはだめ!お口で言いなさいと注意ばかりしていました。
ですが、発達支援のことを学ぶうちに他害をする子どもは自分は被害者なのだと感じていることがあるということを知りました。
具体的に言うとこんなことが言えるかもしれません。
子どもが他害を起こす理由
①刺激がつらい
相手の声が大きい・頭に響くような声
聴覚過敏でお友達が出す音(声など)が嫌な刺激になっているのかもしれません 。
②他害をしないと得られないものがある
他害をすると大人が相手をしてくれる・視線を向けてもらえる
支援者が問題行動にばかり反応を起こし、できているところに目を向けてない場合に起こりがちな支援の悪循環のケースです。
他害を起こす子どもへの対処法
①環境調整をする
音や光や匂いなど、子どもにとって苦手な刺激を減らしましょう。
声の大きな子と席を離す。BGMの音量を小さくする
これだけでも効果が出ることがあります。
②問題行動を起こしていないときの関わりを増やす
「今日もよく来たね」この一言で十分です。
問題行動はできるだけ受け流し、普段の関りを増やしましょう。
以上のことで
お子さんが落ち着いてくることがあります。

そんな視点でお子さんを見ることができる
保護者・支援者が増えると嬉しいなと
思ってこのブログを書いています。
