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2024-08-07 11:38:00

「正常化バイアス」はママも支援者も知っておくといい

正常化バイアス
危険な状況であっても、ちょっとした変化なら「日常のこと」として処理してしまう人間心理の事
ママ達が困り感を伝えられないのには
この心理が働いているような気がします。
最終的には
「大丈夫です」って言っちゃう
私も市役所の窓口で子どもの事を話しているとき
「外ではいい子なんですけど家では暴れて大変で、、、
あ、でも外でいい子なんでまだいいですよね~ふふっ」
なんて話をはぐらかして終わる みたいな。
今思えば、
「いや、それ結構大変やん。何かした方がええやつやん」
と思います。
助けを求められないのは誰のせい?
正常化バイアス
これは心の安定を保つメカニズム
ママ達の心を守るために働いている【現象】なので、
助けを求められないのはママのせいではないし、
「助けて欲しい」と言わせられなかった支援者のせいでもない。
良くないのは
助けてと言えない自分を責めたり、
助けてと言わせられない自分を責めること。
サポートをする人にも受ける人にも大切なこと
「正常化バイアス」ということがあることを知っておく
「バイアスさんが働いてくれてるな~」
「こころをまもってくれてありがとさん」
これで、ママも支援者も自分の人格を責めなくて済む
とにかくママも支援者も
自分のエネルギーを自分で減らさないことがめっちゃ大事♡
その先の未来はどうなる?
エネルギーが減らなければ、自分のしてきた努力に気づいて
「よく頑張ってきたね」と自分で思えるようになる。
「もっと良い方法があるのなら試したい」と思うようになる。
支援者はその「期(とき)」が来るのを待って欲しい
それが期待すること
焦って問題解決するのはおせっかい(節介) 
節(せっかくの機会)に介入すること です
2023-12-03 17:13:00

「合理的配慮」は使っても使わなくてもいい

発達障がいやグレーゾーン・不登校のお子さんを育てていると、学校に対して「配慮してくれないかな~?」と思う事はありませんか?
私も学校に行き渋る我が子を見ていて、学校に対して「こうしてくれたら行けるのにな」と思ったことが山ほどあります。
合理的配慮を知っていますか?
合理的配慮(ごうりてきはいりょ、英語reasonable accommodation)とは、障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な便宜のことである。   Wikipediaより
「合理的配慮」をどう捉えますか?
我が子が不登校だというクライアントさんと話していて、私はこれまで学校との話し合いのときに「合理的配慮」という言葉を1回も使ったことがないことに気づきました。

じゃあどうしてるか?と言うと、
「靴紐を結ぶのに時間がかかるのでダイヤル式で行かせますね。ダメやったら言ってくださーい」とか、「ダメならダメって言ってもらって全然いいんですけど〜ここがこうなると、(息子が)安心して参加できるかな〜と思うんですけどどーですかね〜?」というようなゆる〜い交渉術をコーチングから編み出して使っていたのです。

「合理的配慮」は勝ち取るものではない
親として行き詰まった時には
「これまで同じような子ってどうしてました?」と先生の意見を聴くようにしています。
「配慮」を当然の権利とするのはなんか違うと思うし、いいんだよ。そんなに大げさにしなくても…とも思っています。
あと、ママたちは我が子を特別扱いしてもらうのは悪いと思うことがあるかもしれないけれど、それは巡り巡って先生の手間(指示・問題行動の対応等)を減らす方法だったりするから一緒に考えるといいと思っています。
お子さんに合った「合理的配慮」一緒に考えます
だいじょうぶ
学校と戦わなくてもできるよ。
学校との連携が上手く行かなくて困っている
そんな時はぜひ子育て相談をぜひご利用ください
子どもの発達相談
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