2026-08-04 17:45:00

発達凸凹さんが公園から帰れないのはなぜ?「ダメ」より効いた声かけ


公園で、我が子だけ切り替えられなかった日

公園から帰る時間になっても、うちの子だけ癇癪を起こして動けない。

周りの子はすんなり靴を履いて帰っていくのに、うちの子だけ地面に座り込んで泣いている。

そんな場面で、周りのママたちの視線がなんとなく痛くて、「またか」とため息をついてしまったこと、ありませんか。


あの頃の私にコーチングや発達の知識があったなら

もし当時の私に、コーチングや発達についての知識があったなら、あの公園でのやりとりはきっと違っていたと思います。

たとえば、「ダメ!帰るよ」ではなく、「もっと遊びたいよね」と、まず気持ちを受け止めてみる。

また、自宅や車でのお楽しみを用意しておくとこや、「見える形」で伝えてみるなど。

当時の私は、優しい言葉を掛けることや、物で釣ることはダメなんじゃないかと思っていました。

でも、「帰ったら〇〇しようね」と見通しを立てることは、子どもが気持ちを切り替えて動き出すための、立派な手段のひとつだったんです。

同じ行動でも、親の中にある「意図」が「物で釣る」から「見通しを立てる」に変わったり、
親の寄り添いの言葉への捉え方が「甘やかし」から「共感」に変われば、それは立派なサポートになる。そのことに、当時の私は気づけていませんでした。


口では「ダメ」、行動は「許してる」の矛盾

「甘やかしてはダメ」という自分の中の制限が、我が子を頑なな気持ちにしていた気がします。

でも当時の私は、どうしていいのか分からなかったのです。

一番良くなかったのは、口では「ダメ」と言いながら、やっていることは結局帰らないことを許しているのと同じだったこと。言葉と行動が矛盾していたんです。

こういうことが続くと、子どもは誤った学習、いわゆる誤学習をします。「泣けば長くいられる」「粘れば通る」と覚えてしまうんですね。

そして結局、私は叱り飛ばして、子どもを抱えて帰ることに。


コーチングと発達を学んでから、変わったこと

その後、私はコーチングと出会い、発達について学びました。

それからは、子どもを脅したり、怖がらせたりしてコントロールすることはなくなりました。

見通しを伝える、気持ちを受け止める、誤学習させない関わり方をする。知っているかどうかで、同じ場面への対応がこんなに変わるのかと、自分でも驚いたのを覚えています。


罰でしか動かせないと感じているなら

「罰をちらつかせて言うことを聞かせることしかできない」

「何を言っても反発される」

「話し合いにならない」

そんなふうに悩んでいるなら、一度ご相談を受けてみませんか。

親子の時間が増える夏休み。

今が、親子関係を改善するチャンスです。

2026-08-03 22:29:00

発達凸凹・不登校になぜ「安心」が大切なのか|先回りと過保護の境界線

こんにちは。おやこコーチングmamanoriaの川手美香です。

発達が気になるお子さんも、不登校のお子さんも、実は共通して大切にしてほしいものがあります。
それは「安心」です。

「先回り」が悪いわけではありません

私は常々、「先回り」はよろしくない、とお伝えしています。

でも、その先回りが「事前対処」として、はっきりとした目的を持って行われているものであれば、むしろ必要なことだと思っています。

たとえば、気をつけていても忘れ物が続いてしまう場合。

「忘れ物をして痛い目を見れば分かるだろう」

というやり方と

「忘れ物をしていない安心感を、まず確保する」

というやり方とでは、その後の育ち方がまったく変わってきます。

きゅうりの輪切りで気づいたこと

先日、スライサー用の指ガードを買いました。
プラスチック製で、野菜をつまめるようになっているものです。

これをつけていると「指は絶対大丈夫」という安心感があるので、いつもの3倍くらいの速さできゅうりの輪切りができるんです。

「安心があれば3倍の能力が発揮できる」というのは、ちょっと大げさかもしれません。
でも、あながち間違ってもいないと思っています。

不安を抱えたまま何かをするのと、安心した状態で同じことをするのとでは、発揮できる力がまったく違います。

うっかり・イライラ・ぐったりが溜まっているなら

ストレスがうまく消化できずに、うっかりミスやイライラ、ぐったりした疲れが溜まっているようなら、親が代わりに時間割の準備をしてあげてもいいんじゃないかと思うんです。

「自分でできるようにならないと」と思うほど、つい手を出すことにブレーキをかけたくなります。
でも、まずは「不安」を「安心」に変えることの方が先です。
安心の土台があってはじめて、子どもは自分の力を発揮できるようになっていきます。

過保護と、意図を持ったサポートは違う

「それって、ただの過保護では?」
そう感じる方もいらっしゃるかもしれません。

過保護と、意図を持ったサポートは違います。

何のためにその手助けをするのか、いつまで、どんな形で続けるのか。
そこに目的とゴールがあるかどうかが、大きな分かれ目になります。

ただ、この違いは、文章だけではなかなか伝わりきらない部分でもあります。
お子さんの様子を直接お聞きしながらお話しすることで、初めてはっきり見えてくるものだと感じています。

「うちの子の場合はどうなんだろう」と思ったら

先回りとサポートの境界線は、お子さん一人ひとりによって違います。

「これは手伝いすぎ?」「これくらいなら安心のためにやってあげていい?」
そんな迷いを、ぜひ一度お聞かせください。

mamanoriaでは、オンライン発達相談を通して、お子さんの様子に合わせた関わり方を一緒に考えています。
2026-08-01 16:14:00

災害時、自閉症・発達障害の子と家族を守る「伝え方」とは|視覚支援は今日から始めてほしい理由

こんにちは。おやこコーチングmamanoriaの川手美香です。

先日の熊本の地震にて被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
熊本のママ達からは「子どもが不安定になっている」という声がたくさん届いています。
自閉症や発達障害のお子さんがいるご家庭にとって、こうした非常時は、普段以上に負担が大きくなります。

今日、ぜひ見ていただきたい動画があります

おめめどうさんの「非常時の支援と工夫〜伝える・尋ねる メモの工夫〜」という動画です。

https://youtu.be/8zTJ6AOILQA

災害時に限らず、日々のコミュニケーションにおいて大切なことがたくさん詰まっている内容です。
ぜひ、お時間のあるときにご覧になってみてください。

「コミュメモ」で子育てが変わった私の実体験

私自身、おめめどうさんの「コミュメモ」(筆談)を子育てに取り入れたことで、我が子とのコミュニケーションが大きく変わりました。

今はメモがLINEに変わり、スムーズにコミュニケーションが取れていますが、あの頃学んだ「伝え方」「見せ方」「自分で選ぶこと」は、今でも親子の信頼関係の基礎になっています。

言葉だけのやり取りでは伝わりきらなかったことが、見える形にするだけで、驚くほどスムーズに伝わるようになった経験があります。

視覚支援は、非常時から始めても間に合いません

視覚支援は「非常時に備えて」始めるものではなく、「日頃から慣れているからこそ、非常時にも有効」なものです。

慣れていない方法は、パニックのときほど使えません。
だからこそ、落ち着いている今のうちから、少しずつ取り入れておいてほしいと思っています。

・見通しが持てずにパニックになりやすいお子さん
・ドタキャンが多いお子さん
・言葉で伝えても理解が難しいお子さん

こうした特性のあるお子さんには、特に効果を感じやすいはずです。

「視覚支援するほどでもない」お子さんこそ、実は必要なことがある

会話ができているように見えても、本当に理解できているかどうかは、実は分かりません。

「うちの子は会話できているから大丈夫」
そう思っているご家庭ほど、一度立ち止まって考えてみてほしいのです。

問題行動や困りごとを消そうとする前に、まず「伝わっているか」「見えているか」を観察してみる。
そこに、親子関係を変えていくヒントがあります。

親子の信頼関係を学ぶ場をご用意しています

「視覚支援」は、親子の信頼関係の土台があることで成り立ちます。

発達キッズ協会主催、親子関係の連続講座では、信頼関係を育てる関わり方を、9月から2027年1月までの5ヶ月間かけてお伝えしていきます(オンライン、月1回金曜21:00〜、アーカイブあり)。

非常時のためにも、日々の親子関係のためにも、今日からできることを一緒に整えていきませんか。
2026-07-31 14:39:00

早割は本日23:59まで|「気づいたのに動けない」を卒業しよう

こんにちは。おやこコーチングmamanoriaの川手美香です。

今日で、親子関係の連続講座の早割が終了します。
最後に、少しだけお話しさせてください。

「気づいているのに、動けない」というもどかしさ

子育てのことで悩んでいる方の多くは、実はもうすでに「気づいて」います。

「私、ちょっと先回りしすぎているかも」
「不安な気持ちが、子どもに伝わっている気がする」
「このままじゃいけないと分かっているのに、変えられない」

分かっているのに変えられない。
これは、意志が弱いからではありません。
一人で「気づき」を「行動」に移すのは、誰にとっても簡単なことではないからです。

私も、ずっと同じところで足踏みしていました

私自身、コーチングに出会う前は、何冊も育児書を読み、何度も「今度こそ変わろう」と決意していました。

でも、一人で決意するだけでは、数日で元通りになってしまう。
その繰り返しに、うんざりしていました。

変われたきっかけは、知識を増やしたことではなく、継続して一緒に振り返ってくれる場に身を置いたことでした。
一人で頑張り続けるより、伴走してもらいながら進む方が、私には向いていました。

自分を責めるための気づきにしないために

気づいたことを、そのまま「自分はダメだ」につなげてしまう必要はありません。

気づいたことをもとに、次の選択をし直していく。

一つ気づいたら、一つ選び直す。
その繰り返しを、一人でではなく、伴走してもらいながら続けていく。
それが、遠回りのようで、実は一番確実な変化の道だと感じています。

5ヶ月間、一緒に歩む場をご用意しています

発達キッズ協会主催、親子関係の連続講座は、9月から2027年1月までの5ヶ月間、オンラインで開催します(月1回金曜21:00〜、アーカイブあり)。

親の在り方、自己選択・自己決定、共感の方法、夫婦関係、学校との関わり方まで。
気づきを行動に変え続けるための土台を、5ヶ月かけて一緒に育てていきます。

早割価格(22,000円→19,800円)は、本日7月31日(金)で終了します。

「いつか」ではなく「今日」、その一歩を踏み出してみませんか。
2026-07-30 15:18:00

心配のオーラで子どもを包んでいませんか?親子関係講座|早割は明日まで

こんにちは。おやこコーチングmamanoriaの川手美香です。

今日は少し、大事なお知らせをさせてください。
親子関係の連続講座、早割は明日7月31日で終了します。

「心配」は、愛情のつもりで子どもを縛ってしまう

「大丈夫かな」「うまくいくかな」

そう思う気持ちは、紛れもなく愛情です。
でも、その心配が強くなりすぎると、子どもは無意識のうちに、そのオーラを感じ取ってしまいます。

「お母さんが不安そうだから、私も慎重にならなきゃ」
「失敗したら、もっと心配させてしまう」

そうやって、子どもは自分の可能性より先に、親を安心させることを優先し始めてしまうことがあります。

子どもの可能性が狭まっていく理由

「うちの子には、この方法しかない」
そう思い込んでしまう背景には、実は親自身の不安が隠れていることが多いんです。

子どもの特性や状況をよく知っているからこそ、安全な道を選びたくなる。
それは、決して間違った気持ちではありません。

でも、親の不安がフィルターになってしまうと、本当は子どもができることまで見えなくなってしまうことがあります。
問題行動や困りごとを消そうとするのではなく、子どもをよく観察すること。
そこから初めて、その子に合った選択肢が見えてきます。

自分を大切にする方法が分からない、というあなたへ

「自分を満たしてください」
そう言われても、そのやり方が分からない、という声をよくいただきます。

私自身もそうでした。
子どもを優先することに慣れすぎて、自分が何をしたら満たされるのか、分からなくなる時があります。

自分を大切にすることは、わがままになることではありません。
親が自分を満たせていないと、その不安や我慢は、必ず子どもとの関わりに滲み出てしまいます。
子どものために、まず親が自分を満たす。また、自分のエネルギーを減らしている思考に気づく。
遠回りに見えて、これが一番の近道です。

一人で抱え続けなくていい

我が子の選択肢を広げたい方も。
我が子を心配のオーラで包んでしまっている方も。
自分を大切にする方法が分からない方も。

根っこにあるのは、同じことです。
親自身が、自己選択・自己決定の感覚を取り戻し、心配ではなく信頼で子どもと向き合えるようになること。

これは、一朝一夕で身につくものではありません。
だからこそ、5ヶ月という時間をかけて、一緒に歩んでいきたいと思っています。

5ヶ月一緒に歩んでいきませんか(早割は明日まで)

発達キッズ協会主催、親子関係の連続講座は、9月から2027年1月までの5ヶ月間、オンラインで開催します(月1回金曜21:00〜、アーカイブあり)。

親の在り方、自己選択・自己決定、共感の方法、夫婦関係、学校との関わり方まで、進学の選択肢を広げるための土台となる考え方を、じっくりお伝えしていきます。

早割価格(22,000円→19,800円)は、明日7月31日(金)までです。

心配のオーラを、信頼のまなざしに変えていく5ヶ月間を、一緒に歩んでいきませんか。