不登校の子の卒業式|出席してもしなくても大切にしたい“たった一つのこと”
今日は松山市内の中学校の卒業式でした。
卒業を迎えられた保護者の皆さま、 本当におめでとうございます。
それぞれの卒業式
不登校だったお子さんとお母さん。
それぞれの形の 卒業式を迎えたのではないでしょうか。
出席した子
欠席した子
放課後に行った子
お母さんが証書を受け取った子
本当に
みんな違って、みんないい
と感じます。
大切なのは「正解」にすること
大切なのは
決めたことを 「正解」にすること
だと思っています。
同じ出来事でも
「仕方なくそうした」
と思うのか、
「これが今の私たちのベスト」
と思うのかで、
意味は大きく変わります。
捉え方で未来が変わる
捉え方が変わると、
幸福度が変わります。
そして
エネルギーの貯まり方も変わる
と感じています。
不登校の時間は
エネルギーを貯める時間
でもあります。
その時間を
どう意味づけるかで、
これからの親子の歩みは 変わっていきます。
お母さんへ
どんな形であっても、
ここまで来たこと自体が 本当にすごいことです。
だからこそ
「これが私たちの選んだ道」
と、 胸を張っていいと思います。
そしてこれからも
エネルギーを貯めていきましょう。
直したものはぶり返す、なおったものはぶり返さない」不登校の子に本当に必要なこと
私が心に残っている言葉の一つに
「直したものはぶり返す」
「なおったものはぶり返さない」
という言葉があります。
本当にそうだな、と思います。
子どもの「今」に合わないこと
子どもの「今」に合わないことを 周りがしてしまうと、
子どもは
エネルギーを貯めることができません。
不登校や引きこもりの子どもは、
エネルギーが枯渇している状態
とも言われます。
動けないのは、 怠けているからではなく
動くためのエネルギーが足りない
のかもしれません。
お母さんの「心配」のエネルギー
子どもが学校に行けない。
この状況になると、 お母さんはとても心配します。
その気持ちは 痛いほどよく分かります。
でも実は
お母さんの心配のエネルギー
も、とても強いものです。
子どもはそれを感じ取って
お母さんに気を遣ってしまう
こともあります。
そうなると
親は心配で疲れ、
子どもは気を遣って疲れる。
お互いに擦り減らし合っている状態
になってしまうこともあるのです。
先にお母さんが元気になる
そんな時は、
動けない我が子は ひとまずそっとしておいて
(たぶんその方がいい)
先に
お母さんが元気になりませんか?
お母さんのエネルギーが整うと、
家の空気も変わります。
そして
子どもがエネルギーを 回復していく環境が 少しずつ整っていきます。
おやこコーチングmamanoriaの考え方
おやこコーチングmamanoriaでは、
「再登校」を目標にするのではなく
お子さんの環境
(保護者も含めて)
を調えることを大切にしています。
そして
子どものエネルギーが 満ちていくプロセス
を一緒に見守っていきます。
「直す」のではなく
「なおっていく環境」
を整えていく。
それが 大切なのではないでしょうか。
不登校の子を持つお母さんが一番見失いがちなこと
不登校のお母さんって、
きっと子どものために 何かはやっていると思うんです。
調べたり、相談したり、
食事を工夫したり、
声かけを考えたり、
見えないところで たくさん動いている。
でも不思議なことに
「私、ちゃんとやってる」
と感じられていないことが多い。
そうなると
親も苦しくなり、
親子でどんどん沈んでしまう。
結果ばかり見ていた頃
私もそうでした。
「登校する」
その結果だけを見ていました。
学校に行けば嬉しい。
休めば不機嫌。
そんな態度を 無意識に取っていました。
きっと子どもにも 伝わっていたと思います。
子ども以外にアプローチできるようになった
その後、
発達のことを学び、
食事療法を知り、
療育整体を学びました。
すると
子ども以外のところにも アプローチできる
と気づいたんです。
例えば
学校を休んだ日も
「今日はこの栄養をプラスしてみようかな」
「今度はこんな視覚化をしてみようかな」
そんなふうに
自分の行動
に集中できるようになりました。
親子の距離が変わった
すると不思議なことに
子どもを 「どうにかしなきゃ」
という気持ちが 少しずつ薄れていきました。
そして
親子の距離が整っていった
そんな感覚があります。
子どもを変えようとするより、
自分ができることに 集中する
その積み重ねが 親子関係を変えていくこともある。
お母さんは、もうやっている
不登校のお母さんは
もうすでに
たくさんやっています。
でもそれを
「やれている」
と感じられないと 苦しくなってしまう。
だからこそ
自分の行動に目を向けること
それが 親子の安心につながることも あるのだと思います。
「ちゃんと怒れる人でいよう」高校生の息子に教えられたこと
先日、息子とランチをしていました。
高校生活も終わり、
これまでの学校生活を振り返るような話になりました。
その中で、ある子の話が出てきました。
ずっと愚痴や文句を言っていた友だち
その子は、相手に聞こえるような声で文句を言う子だったそうです。
息子はずっとその子の愚痴の聴き役をしていたらしく、
私は思わずこう思いました。
うちの子は聞き上手なんだよな〜。
でも同時に
愚痴を聞くのはエネルギー奪われるよね。疲れたんじゃないかな?
とも思いました。
ところが息子は、こう言いました。
その子から学んだこと
「でも、その子から学んだことがある」
そう言うんです。
そして続けて
「自分もちゃんと怒れるようになった」
「しっかり怒ることも大切だって教わった」
そう話してくれました。
正直、驚きました。
そんなことを言う高校生がいるんだ。
我が子ながら、しびれました。
嫌な時期があってもまた戻る
一時期は、その友だちと距離があったそうです。
でも今は、また普通に仲良くしている。
男の子だからなのか。
それとも、捉え方が大人だからなのか。
その関係性がとても眩しく感じました。
あなたはちゃんと怒れていますか?
嫌なことがあったとき
「あの人にはこんな背景があるから」
「忙しかったのかもしれない」
「悪気はなかったはず」
そんなふうに考えて
自分が傷ついたことを見ないふり
していませんか?
相手を理解しようとすることは
とても大切なことです。
でも
自分の気持ちを無視し続けると
不満はどんどん溜まっていきます。
そして、ある日突然
修復できないほどの距離
になってしまうこともあります。
怒りに気づくことは悪いことじゃない
大切なのは
自分が傷ついたこと
怒っていること
それを自覚すること。
不思議ですが
それができた方が、
相手を大嫌いにならずに済むことがあります。
関係を壊さないためにも、
自分の感情を大切にすることは必要なんです。
息子を誇らしく思った日
店内でそんな話を聞きながら
私は思いました。
ああ、この子は不登校だったけれど、ちゃんと人間関係は学んでいたんだな
と。
我が子ながら、誇らしく思った時間でした。
心を調えるコーチング
人間関係の悩みは
「どう関わるか」よりも
自分の心がどう整っているか
が大きく影響します。
心が整うと、
人との距離の取り方も変わります。
もし
・人間関係で疲れてしまう
・本音が言えない
・感情コントロールが難しい
そう感じているなら、
心を調えるコーチングでお話ししませんか。
不登校の子どもに言わなかった言葉
学校に行けていないことを、
申し訳なさそうにする息子に、
私は「恥ずかしくないよ」「堂々としなさい」とは言いませんでした。
無理に前向きにしない
つらい気持ちのままの子に、
前向きな言葉をかけることは、
さらに苦しめてしまうことがあります。
まず必要なのは、
そのままの気持ちでいられること。
まずは親が自分の気持ちを感じ切ること
私は息子に対して
「学校に行って欲しいと思ってはいけない」とずっと思ってきました。
自分のネガティブな気持ちはずっと奥に秘めたままでした。
ある日、「(学校に行って欲しいと)思うくらいいいよね」
と、思ったとき、心も身体もふわっと緩んだことがありました。
それをきっかけに、息子の気持ちにも寄り添えるように。
以前のコラムにも書きましたが、自分の感情を感じ切ることが相手の気持ちを理解することに繋がる。
そう思ったのはこの出来事があったからです。
思いやりを愛として受け取れるように
息子が前向きな態度や言葉を、
見せるようになったのは、
私の関わり方が変わったからだと思っています。
否定せず、急がせず、
ネガティブな言葉もそのままを受け止める。
それが、少しずつ彼の心を育てていきました。
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親も子も、安心できる場所を一緒につくっていきましょう。
