2026-03-04 18:03:00

不登校の子どもに言わなかった言葉

学校に行けていないことを、
申し訳なさそうにする息子に、
私は「恥ずかしくないよ」「堂々としなさい」とは言いませんでした。


無理に前向きにしない

つらい気持ちのままの子に、
前向きな言葉をかけることは、
さらに苦しめてしまうことがあります。

まず必要なのは、
そのままの気持ちでいられること。

まずは親が自分の気持ちを感じ切ること

私は息子に対して
「学校に行って欲しいと思ってはいけない」とずっと思ってきました。
自分のネガティブな気持ちはずっと奥に秘めたままでした。

ある日、「(学校に行って欲しいと)思うくらいいいよね」
と、思ったとき、心も身体もふわっと緩んだことがありました。

それをきっかけに、息子の気持ちにも寄り添えるように。
以前のコラムにも書きましたが、自分の感情を感じ切ることが相手の気持ちを理解することに繋がる。
そう思ったのはこの出来事があったからです。


思いやりを愛として受け取れるように

息子が前向きな態度や言葉を、
見せるようになったのは、
私の関わり方が変わったからだと思っています。

否定せず、急がせず、
ネガティブな言葉もそのままを受け止める。

それが、少しずつ彼の心を育てていきました。



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2026-03-03 17:47:00

「そうじゃない」を伝えるためにやったこと

不登校になった息子は、友だちや先生の何気ない言葉を、
自分を責める材料にしてしまうことがありました。

学校に行けていない罪悪感が、
言葉を尖らせて、自分に刺していたのです。


汚い言葉も、全部聞く

私は息子に、
「そうじゃないんだよ」ということを伝えたくて、
とにかく聞きました。

汚い言葉も、怒りも、悲しみも、
聞いて、聞いて、聴き続けました。

なぜなら、
自分の感情を感じ切らないと、他者の気持ちは理解できないと思ったからです。


親の正論は、時に雑音になる

「そんなふうに考えなくていい」
「前向きに考えよう」

それは親の正論かもしれません。
でも、苦しんでいる子どもにとっては「否定」です。

必要なのは、
正すことではなく、
感じ切る時間でした。


受け取り方が変わった瞬間

息子は少しずつ、
「なんで学校に来たの?」「もう帰るの?」などの言葉を、
責めではなく、思いやりとして受け取れるようになっていきました。

それは、
彼の在り方が変わったからだと思っています。

感情を押し込めず、
そのまま出し切る時間を持ったから。

子どもは自分で気づく力を持っています。
「それは間違っている!」と思っても、正すことを急がずに
最後まで聞いてみて欲しいなと思います。


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2026-03-02 17:30:00

不登校でも「幸せだった」と言えた高校卒業の日

次男が高校を卒業しました。

卒業式の前にもらった両親への手紙には、こう書いてありました。

「数えきれないほどのサポートで、学校と近い距離で常にいられました」
「たくさんの友達もできて、幸せを感じました」

起立性調節障害で起きられないことが多く、
遅刻や欠席の多い次男でしたが、
学校行事には参加し、登校したときには教室に入れる子に育ちました。

そんな次男を受け入れてくれたクラスメイトや先生方には
感謝の気持ちでいっぱいです。


学校に行けないこと=不幸ではなかった

学校に行けなくなってからずっと、
本人は「行けない自分」を責めていました。

友だちや先生からの何気ない言葉を、
自分の罪悪感で研いで、尖らせて、
自分に突き刺してしまうこともありました。

先生や友だちの言葉や態度を
愛として受け取ることができるようになるまでは
とても大変な道のりでした。


「幸せだった」と言えた理由

卒業の日、息子は言いました。

「高校生活楽しかった!」

それは、学校に毎日通えたからではありません。
自分の気持ちを大切にしながら過ごせた時間があったからだと思っています。

特性や繊細さがあっても、不登校でも、
家庭の中で社会性をはぐくめば、人生は豊かになります。


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2023-12-03 17:13:00

「合理的配慮」は使っても使わなくてもいい

発達障がいやグレーゾーン・不登校のお子さんを育てていると、学校に対して「配慮してくれないかな~?」と思う事はありませんか?
私も学校に行き渋る我が子を見ていて、学校に対して「こうしてくれたら行けるのにな」と思ったことが山ほどあります。
合理的配慮を知っていますか?
合理的配慮(ごうりてきはいりょ、英語reasonable accommodation)とは、障害者から何らかの助けを求める意思の表明があった場合、過度な負担になり過ぎない範囲で、社会的障壁を取り除くために必要な便宜のことである。   Wikipediaより
「合理的配慮」をどう捉えますか?
我が子が不登校だというクライアントさんと話していて、私はこれまで学校との話し合いのときに「合理的配慮」という言葉を1回も使ったことがないことに気づきました。

じゃあどうしてるか?と言うと、
「靴紐を結ぶのに時間がかかるのでダイヤル式で行かせますね。ダメやったら言ってくださーい」とか、「ダメならダメって言ってもらって全然いいんですけど〜ここがこうなると、(息子が)安心して参加できるかな〜と思うんですけどどーですかね〜?」というようなゆる〜い交渉術をコーチングから編み出して使っていたのです。

「合理的配慮」は勝ち取るものではない
親として行き詰まった時には
「これまで同じような子ってどうしてました?」と先生の意見を聴くようにしています。
「配慮」を当然の権利とするのはなんか違うと思うし、いいんだよ。そんなに大げさにしなくても…とも思っています。
あと、ママたちは我が子を特別扱いしてもらうのは悪いと思うことがあるかもしれないけれど、それは巡り巡って先生の手間(指示・問題行動の対応等)を減らす方法だったりするから一緒に考えるといいと思っています。
お子さんに合った「合理的配慮」一緒に考えます
だいじょうぶ
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