2026-07-26 15:32:00

不登校の我が子を「かわいそう」と思ってしまうのはなぜ?同情が親子関係を苦しくする理由

友人とのランチ中、笑って会話をしていたのに、ふと「今、家で子どもは苦しんでいるかもしれないのに、私だけ楽しんでいていいのかな」と、胸がきゅっとなったこと、ありませんか。

食事中も心はここになくて、頭の中では家で一人でいる我が子のことばかり。楽しい時間のはずなのに、どこかで自分を責めている。

それは、きっとあなたの優しさから来ている気持ちです。でも、その優しさが、実は子どもを支える力を弱めてしまうことがあるんです。

息子が学校に行けなくなった頃、私は「かわいそうな子」としか見てなかった

息子が不登校になったばかりの頃、私は友人とのランチを何度も迷いました。

「息子が苦しんでいるのに、私だけ美味しいものを食べて笑っていていいんだろうか」。そう思いながら、結局は出かけて、案の定、料理の味なんてほとんど覚えていません。

でも今振り返ると、あの頃の私が一番苦しかったのは「息子が学校に行けないこと」以上に、息子を「かわいそうな子」として見ていたことでした。腫れ物に触るように接して、少しでも辛そうな顔をすれば、すぐに予定を変え、無理をさせないようにする。それが優しさだと思い込んでいました。

「かわいそう」という目は、子どもへの信頼を奪っている

子どもをかわいそうな目で見るということは、無意識に「この子は自分では乗り越えられない」と決めつけていることでもあります。

だから先回りして無理をさせないようにする。困りごとが起きる前に、親が全部取り除いてあげようとする。これは一見、愛情深い対応に見えますが、実際には過剰な保護になっていることが多いんです。

子どもを気の毒に思う気持ちは、同情や同調であって、支援とは違います。同情は「かわいそうなあなた」として見ていて、支援は「あなたを信じて」関わろうとする。この違いは、子どもにもちゃんと伝わります。

同情していると、子どもを支えているようで実は支えられていない

私自身、息子を「かわいそう」と思っている間は、息子のためというより、自分の罪悪感を軽くするために動いていたんだと思います。

子どもが苦しんでいる時、親も一緒に苦しむのは自然なことです。でも、それ以上に「かわいそう」という目で子どもを見てしまうと、子どもが本来持っている力まで信じられなくなってしまう。

結局、どんなことも自分で決めてこなかった子は、親の「かわいそう」という視線の中で、余計に自信をなくしていきます。

今日からできる、小さな行動提案

まずは、子どもを見るときに「かわいそう」という言葉が心に浮かんだら、一度立ち止まってみてください。

そして「この子は乗り越えられる力を持っている」と、心の中で言い換えてみる。それだけでOK。子どもへの接し方が、少しずつ変わっていきます。過剰に守るのではなく、かといって放っておくのでもない、その真ん中を意識してみてください。

子どもを信じる目を育てるために

「おやこコーチングmamanoria」では、こうした親自身のものの見方から親子関係を整えていく講座を行っています。

なお、現在募集している親子関係講座は、7月31日までにお申し込みいただくと早割価格が適用となります。「かわいそう」ではなく「信じる」目を育てたい方は、ぜひこの機会にご検討ください。

子どもを変えようとする前に、まず親自身の見方を変えること。それが、子どもを本当の意味で支える第一歩になります。
2026-07-25 12:46:00

あなたは、自分のことを自分で決められていますか?子育てがしんどくなる「自己決定」の意外な関係

いきなりですが、質問です。

友人とのランチ、メニューは自分が食べたいものを選べましたか。

今日着ている服、「なんとなく」ではなく「これがいい」と選びましたか。


小さなことのようですが、実はこれ、子育てにも深く関わっている問題です。


「私はどうしたい?」が分からなかった私

息子が不登校になったとき、私は正解を知りたくてたまりませんでした。

「休ませましょう」「息抜きをさせましょう」という言葉を信じて平日のゲームセンターで散財しました。


でも、どれだけ休ませても、子どもは変わりませんでした。

そのとき初めて気づいたんです。

私は今まで、どんなことも自分で決めてこなかった、と。


進学先も、就職も、結婚も、「みんながそうしているから」「怒られたくないから」で選んできた。

息子の不登校は、そんな私に「あなたはどうしたいの?」と突きつけてきたようでした。


親が決められないと、子どもも決められなくなる

子育てに置き換えてみると、これはとても重要なことだと思います。

子どもに「自分で決めなさい」と言いながら、実は親が誘導していないでしょうか。

「どっちでもいいよ、あなたが決めて」と言いつつ、望む答え以外だと表情が曇っていないでしょうか。


子どもは、親の言葉より、親の「生き方」を見ています。

親自身が自分のことを自分で決められていないと、子どもにも「決められない自分」がそのまま伝わってしまう。

逆に、親が自分の人生を自分で選んでいる姿は、何よりの教育になります。


気づいたこと

自己選択、自己決定というと、堂々と力強く決めるイメージがあるかもしれません。

でも実際はもっと地味で、小さなことの積み重ねです。


そして、自己決定できるようになることは、自分を責めることとは違います。

自己責任とは「決めたことの結果を自分で受け止める」という意味であって、「失敗するのは自分が悪い」ということではありません。

その違いが分かるだけで、決めることへの怖さは、ずいぶん軽くなります。


今日からできること

今日は一つだけ、小さな「自己決定」をしてみてください。

誰かに聞く前に、まず自分に「私はどうしたい?」と聞いてみる。

それだけでOK。


そして、お子さんに何かを決めさせる場面があったら、一度立ち止まって、自分が誘導していないか確認してみてください。

見張るでも放置でもない、ちょうどいい距離で、子どもの決断を見守れているかどうか。


親子関係講座、早割は7月31日まで

「自分のことを自分で決める」という感覚は、一人で身につけるのは案外難しいものです。

私自身も、コーチングと出会って初めて、自分の中にある「決められない理由」に気づくことができました。


親子関係講座では、お子さんとの関わり方だけでなく、親自身が自己選択・自己決定できるようになるための土台を整えていきます。

子どもは親の姿を見ています。

親が変われば、子どもの環境も変わっていきます。


現在、7月31日までにお申し込みいただくと、早割価格が適用となります。

まずはご自分の「決められなさ」に気づくところから、始めてみませんか。

2026-05-10 01:12:00

【不登校・発達の悩み】学びは我が子と自分を守る“刀”になる|親がブレなくなる考え方

朝ドラのセリフで、心に残った言葉があります。

「学ぶことは時に世を渡る翼となり、
時に身を守る刀となる」

本当にそうだなと思いました。


発達について学び始めた理由

私は、我が子の育てづらさを感じたことをきっかけに、
発達について学び始めました。

どうしてこんなに困りごとが多いのだろう。
どうしてうまくいかないのだろう。

知れば知るほど、
今までバラバラだった点と点が繋がっていく感覚がありました。

「だからだったのか」

そうやって謎が解けていくことが楽しくて、
気づけば資格を取り、
学んだことを伝えることが仕事になっていました。


学びは、不登校の親子を守る“刀”になる

その後、我が家は不登校を経験します。

不安もありました。
悩みもありました。

でも、学んできたことが、
我が子と私を守ってくれました。

学びは、世を渡る翼にもなり、
心を守る刀にもなる。

誰かと戦ったわけではありません。

ただ、知っているから芯が通るのです。

「今はこういう時期なんだな」
「この子にはこういう特徴があるんだな」

そうやって理解できると、
必要以上に周りの言葉に振り回されなくなります。


芯が通ると、人の言葉に飲み込まれなくなる

子育てをしていると、
色んな意見を言われます。

学校から。
親族から。
ママ友から。
ネットから。

でも、芯が通っていると、

「あなたの意見はそうなのですね」

と、受け取れるようになります。

全部を真に受けて、
傷ついたり、焦ったり、怒ったりしなくなる。

それは、知識があるからだけではなく、
学び続け、自分で考えてきた積み重ねがあるからです。


学んで、行動して、観察していく

大切なのは、

学ぶこと。
行動してみること。
そして観察して改善していくこと。

このサイクルを回し続けることです。

一回で正解を見つけようとしなくていい。

我が子を観察しながら、
「この子には何が合うかな?」と考えていく。

そうやって積み重ねた経験は、
必ずあなたを守ってくれる力になります。


「周りの言葉に振り回されて苦しい」
「自分の軸を持ちたい」

そんな方は、
一緒に“親としての芯”を育てていきませんか?

2026-05-03 01:24:00

学校や先生に理解されない…は本当?不登校ママが見落としがちな「脳と身体の状態」

学校や行政から、
ひどい扱いを受けたと感じたことはありませんか?

「理解してもらえない」
「冷たい対応をされた」
「ちゃんと話を聞いてもらえない」

そう感じるのは、
とてもつらいことです。


それは本当に“批判”だったのか?

でも、少しだけ視点を変えてみてください。

その言葉や対応は、
本当に「批判」だったのでしょうか?

もしかすると、

あなたの脳と身体が、
それを「批判」と受け取ってしまう状態だったのかもしれません。


頑張りすぎは、脳と身体に赤信号を出す

キャパを超えて頑張り続けていると、

脳と身体には、
見えない“赤信号”が灯ります。

・呼吸が浅い
・常に緊張している
・タスクに追われている

そんな状態では、

相手の言葉や態度を、
そのまま受け取ることが難しくなります。

本当はただの事実でも、
強い言葉に感じてしまうことがあります。


話し合いが「戦い」になっていませんか?

本来は「話し合い」の場なのに、

・被害者のように感じる
・防衛反応で身を守る
・攻撃的な言葉が出てしまう

そんな状態になっていませんか?

それは、あなたが悪いのではなく、

頑張りすぎて余裕がなくなっているサイン

かもしれません。


「力を抜けない」人の特徴

人は、頑張ることはできても、
自分でうまく力を抜くことが苦手です。

だからこそ、

わざと身体にギューっと力を入れて、
そこから一気に脱力する。

そんなシンプルな方法でも、
身体はゆるみやすくなります。

ぜひ、一度やってみてください。


まず整えるのは「相手」ではなく「自分」

学校に理解がないのかもしれない。

でも同時に、

自分の状態が整っていないことで、
より苦しい関係になっている可能性もあります。

だからこそ大切なのは、

相手を変えることではなく、
自分の状態を整えること

それができると、
同じ言葉でも受け取り方が変わり、 関係性も変わっていきます。

2026-04-24 15:01:00

不登校の子が動き出す「選択肢」の力|学校が変わった関わり方とは?

先日開催した
「不登校のちょうどいい選択肢と関係性」講演会。

参加してくださった方から、
とても嬉しいご感想をいただきました。


子どもが動き出した「選択肢」という関わり方

不安が強いお子さんに対して、
選択肢を提示する関わりを取り入れてみたそうです。

頭の中でぐるぐるしていた不安が、
言葉として整理されることで、
少しずつ落ち着いていったとのこと。

そして、自分で選んだ行動は、
とてもスムーズに進んだそうです。

「自分で決める」
たったそれだけのことが、
こんなにも大きな力になるのかと感じます。


学校の関わりが変わった瞬間

印象的だったのは、ここからです。

そのやり取りを見ていた先生が、
同じように「選択肢を提示する関わり」を
取り入れてくださったそうです。

・参加するかしないか
・どのタイミングで動くか
・どの方法を選ぶか

子どもが自分で選べるように、
見える形で提示する。

すると、
お子さんの動きが変わっていったそうです。

お母さんの関わりが変わることで、
学校の関わりも変わっていく。

そんな優しい連鎖が生まれる瞬間に、
私もとても胸が熱くなりました。


寄り添いすぎないという選択

もうひとつ大切なのは、
「寄り添いすぎない」という視点。

・先回りしない
・感覚を奪わない
・決めさせてあげる

これができるようになると、
親も子もぐっと楽になります。

見張るでもない
放置するでもない

そのちょうど真ん中。

このバランスが、
子どもの安心と自立を育てていきます。


関わり方が変わると、未来が変わる

不登校の対応に「正解」はありません。

でも、
関わり方が変わると、
子どもの反応は確実に変わります。

そしてそれは、
学校や周囲にもあたたかく広がっていきます。

一人で抱え込まず、
視点を増やしていくこと。

それが、
親子の未来を変える一歩になります。


「子どもの可能性を広げたい」
でも、どう関わればいいか分からない。

そんな方は、
こちらに参加してみませんか?