2026-02-27 22:18:00

援助要請できる子に育つために、親ができること

「子どもには失敗する権利がある」
これは「失敗させなさい」という意味ではありません。

あなたのお子さんは、
「失敗したけれど、何とかなった」
という経験をしたことがありますか?


お母さんが完璧すぎると、子どもは挑戦できなくなる

お母さんが先回りして、
転びそうになる前に助け、
困りそうになる前に整えてしまう。

それは優しさでもありますが、
「自分でなんとかする経験」が積みにくくなってしまいます。

すると子どもは、
・失敗が怖い
・自分で決められない
・誰かがやってくれるのを待つ
という状態になりやすくなります。


家庭でできる大切な3つの関わり

家庭の中で、こんな関わりがとても大切です。

・失敗すると分かっていても、最後まで見届ける覚悟を持つ
・子どもからの表出(困った・助けて)を待つ
・援助要請があってから援助をする

これは放任ではなく、
「信じて待つ関わり」です。


援助要請できる力は、一生の力になる

家庭の中で、
「助けて」と言える経験をしている子は、
学校や社会に出ても同じことができます。

逆に、家庭で援助要請ができないまま育つと、
大学生や社会人になってから大きくつまずくことがあります。

・分からないと言えない
・困っても我慢してしまう
・限界まで一人で抱え込む

だからこそ、
失敗 → 相談 → 立て直す
この流れを家庭の中で体験していくことが大切なのです。


「見守る」ことは、簡単ではありません

失敗すると分かっていても見届けるのは、
お母さんにとって、とても勇気のいることです。

・転ばせたくない
・苦しませたくない
・失敗させるのが怖い

そう感じるのは自然なことです。

そして、ついつい
「見守り」たいのに「見張って」しまうのです。


オンライン発達相談のご案内

おやこコーチングmamanoriaのオンライン発達相談では、
子どもの関わり方だけでなく、
お母さんの不安や迷いも一緒に整理していきます。

・どこまで見守ればいいの?
・手を出しすぎている気がする
・失敗させるのが怖い
・どう関われば自立につながるの?

そんな気持ちを、安心して話せる時間です。

失敗は、子どもの力になります。
そして、見守ることは、親子の信頼を育てます。

一緒に「その子らしい成長」を考えていきませんか?

2026-02-20 22:59:00

子どもの行動の意味を知る|グループコーチング開催レポート

先日、
「凸凹・繊細さんの社会性をはぐくむグループコーチング」を開催しました。

今回も、子どもとの関わりや日常のちょっとした困りごとについて、
安心して話せる時間となりました。

ここでは、内容の詳細は伏せながら、
全体の学びと気づきをご紹介します。


🌱 子どもの行動には理由がある

「どうしてそんな行動をするんだろう?」と感じる場面。

実はそこには、
その子なりの工夫や安心する方法が隠れていることがあります。

今回の会でも、
子どもたちが自分を守るためにしている行動に目を向けることで、
見え方が大きく変わる瞬間がありました。


🌷 「できない」ではなく「経験の途中」

うまくいかないと、すぐにあきらめてしまう。
完璧じゃないと嫌になる。

そんな姿に、親はつい心配になりますよね。

でも、
少しずつ経験を重ねることが、
自信や社会性につながっていく。

今回の対話の中でも、
「全部できなくてもいい」「一部でも取り組めたらOK」
そんな視点が共有されました。


🌼 親の不安と子どもの安心のバランス

子どものことを思うほど、
「これで大丈夫かな?」と不安になるものです。

でも同時に、
子どもには子どものペースや感覚があります。

親の不安だけで止めるのではなく、
子どもの安心と自立を少しずつ応援する関わり方について、
参加者同士でたくさんの気づきが生まれました。


🤝 グループだからこそ生まれる安心感

「うちだけじゃなかった」
「同じように悩んでいる人がいる」

そんな気づきは、
それだけで心を軽くしてくれます。

このグループコーチングは、
答えを押しつける場ではありません。

一緒に考え、気づき、支え合う場所です。


🌸 最後に

子どもを変えようと必死になる前に、
親が少し立ち止まり、気持ちを整理する時間を持つこと。

それが、結果的に
子どもの安心や成長につながっていきます。

もし今、
・誰にも相談できない
・どう関わればいいか迷っている
・同じ悩みを話せる場がほしい

そう感じているなら、
ひとりで抱え込まなくても大丈夫。
ぜひ一緒に考えましょう。


凸凹・繊細さんの社会性をはぐくむ
グループコーチング

次回の募集は4月です。

2025-06-28 00:15:00

お子さんを起こすのが大変だと感じていませんか?

毎朝、お子さんを起こすのが大変だと感じていませんか?
「何度呼んでも起きない💤」「ギリギリまで寝ている😩」
実はこの“朝のバタバタ”、家庭内の習慣が関係しているかもしれません。

わが家のルール:「起こして」は“お願いすること”

わが家では、子どもたちに

「明日、起こしてほしいときは、自分でお願いする」

というルールを伝えています😊

このルールを作ってから、私は毎朝起こすのをやめていきました。
なぜなら、子どもの自立と人にお願いする力を育てたかったからです。

「起こされるのが当たり前」になると…?

以前は、私が起こすのが当然になっていました。
その頃の子どもは、

  • 自分で起きようとする意識が育たない
  • 朝の準備に責任を持たない

そんな中、寝坊した日は「起こしてくれなかった!」と私に怒ることも…😓

コーチングの視点:「依頼する力」が信頼関係を育てる

「起こして」と頼むことは、小さなコミュニケーションの練習です✨

この体験の中で、子どもは次のような力を身につけていきます:

  • 自分の目的や気持ちを人に伝える力
  • 人に助けを求める言葉や方法
  • 自分の行動の結果に責任を持つ姿勢

大人になっても必要なこれらの力、日常の中でこそ育めるのです🌱

朝の目覚めも「自立の第一歩」

「起こす」を親の役目から、
「お願いする」「応じてもらう」という関係に変えてみる。

それだけで、親子の間に信頼と尊重の空気が生まれるかもしれません。

小さな習慣の見直しが、子どもの自立と親子の絆を育てる第一歩になるなら、
まずは明日の朝から、ちょっとやり方を変えてみませんか?☀️

この記事を読んで「うちの子も当てはまるかも」と思った方へ。

家庭でできる関わり方を、もっと具体的に知りたい方は

▶ オンライン発達相談はこちら

2024-12-08 12:11:00

発達障害・不登校が特別じゃなくなる未来に備える

 

発達障害や不登校が特別視されない時代がきています

これまで発達障害や不登校は社会で特別なこととして捉えられてきました。

ですが、これからは多様性が重んじられる社会の中で、発達障害や不登校の子どもたちも「特別」ではなく、個性の一つとして受け入れられる時代が到来しつつあります。

 

この変化の背景には、教育現場の柔軟化やテクノロジーの進化、社会全体の意識改革があります。

そして、この流れが今後ますます加速することは確実です。

特別視されない未来に向けて私たちはどう備えていくべきなのか具体的に書いていきたいと思います。

 

理由①教育システムの柔軟化

 

発達障害や不登校の子どもたちに対する教育現場の対応が、ここ数年で大きく変わってきました。

 

従来は、標準的なカリキュラムに適応できない子どもたちにとって、学校は苦しい場所になることが多かったです。

しかし現在では、個別のニーズに応じた支援が行われるようになりつつあります。

 

個別支援計画を活用した柔軟なカリキュラム設計や、オンライン学習の普及、子どもたち自身のペースで学べる環境が整いつつあり、発達障害や不登校の子どもたちはより適切なサポートを受けられるようになりました。

 

理由② 社会の意識の変化

発達障害や不登校に対する偏見は、かつては大きな壁となっていました。しかし、最近ではその壁が徐々に取り払われつつあります。

カミングアウトする芸能人や、特性に理解を促すような発信が増えたこともあり、社会全体の意識が大きく変わり始めています。

 

この意識の変化によって、発達障害や不登校の子ども達が社会での居場所を見つけやすくなり、生きやすい環境が増えてきています。

学校や職場での受け入れが進むことで、これらの状態が「特別」では無くなり、共生社会の実現が現実味を帯びています。

 

理由③ テクノロジーの活用による支援の強化

テクノロジーの進化も、発達障害や不登校の子どもたちをサポートするための大きな手段となっています。

オンライン学習や支援アプリ、さらにはコミュニケーションツールを活用することで、これまで以上に柔軟な支援が可能となりました。

特に、子どもたちが自宅で学べるオンライン教育の進化は、不登校に対して大きな突破口となっています。

また、発達障害を持つ子どもたちがスムーズにコミュニケーションを取れるようなツールやアプリが数多く開発され、これらのテクノロジーは、今後さらに支援の幅を広げ、発達障害や不登校の子どもたちが社会に溶け込むための重要な役割を担うでしょう。

 

子どもたちの未来に備えて・・・

 

発達障害や不登校が「特別じゃない」時代に向けて、家庭でもできることがあります。

子どもたちが「自分にはどういった得意や苦手があるのか?」という自己理解を深めるために、まず親が子どもの状態を観察し、サポートする方法を常にアップデートする必要があります。

 

人生の中にはたくさんの選択肢があり、選べるということ。

できないことをどうやったらできるようになるのかを一緒に考えること。

できないことを「手伝って欲しい」「教えて欲しい」と頼めるようになること。

 

集団の中で周囲と協力し合いながら、生きていくためにはまず家庭の中でそれができていることが必要です。

子どもたちの未来に備え、まず親がその方法を学びませんか?

彼らがより自立し、幸せな人生を歩むための手助けができるように・・・。

まとめ

発達障害や不登校が「特別」でなくなる未来は、すでに兆しが見え始めています。

私たちが今すべきことは、この流れに適応し、発達障害や不登校の子どもたちがより良い未来を築けるよう、家族で準備を進めていくことではないでしょうか。

 

おやこコーチングmamanoriaでは、個別・グループでコーチングを実施しています。

今のご自身に合った方法で子どもを自立に導く親になっていきませんか?ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

 

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子どもたちが自分の個性を大切にしながら成長できる社会を共に目指していきましょう。

 

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2023-12-03 10:30:00

りんごが言えない子への声かけ、実はNGでした|場面緘黙の子との関わり方

"りんご"の一言が言えない子に、つい言わせようとしていませんか?実はその声かけ、逆効果かもしれません。塾の先生から「体験に来た子にどうやって『りんご』と言わせたらいいか」という相談がありました。

「体験に来てくれた子が、一言も喋ってくれません。どうやって『りんご』と言わせたらいいでしょうか?」

詳しく話を聞くと、おうちでは普通に会話ができている様子。
ということは、場所や人によって言葉が出せなくなる「場面緘黙(ばめんかんもく)」の状態かもしれない、と感じました。

場面緘黙とは

家庭など安心できる場所では話せるのに、園や学校など特定の状況になると、声が出せなくなる状態のことです。幼児期から見られます。

発語させる声かけはNG

「これは何?」と聞いても、答えてくれない。困ってしまいますよね。

でも実は、声が出せない子にとって「言わせようとする声かけ」自体が苦痛になってしまうことがあります。

今回はカードを使った体験だったそうなので、
「りんごはどれかな?」と聞いてあげる方が、その子にとって答えやすかったかもしれません。

言葉以外のコミュニケーションを使う

「りんご」と声に出せなくても、りんごを指差すことはできたかもしれません。
指差しでも、ちゃんと【りんごはこれ!】を伝えられます。

「できない」に気づいたら、「じゃあ、どういう形ならできるだろう?」と考えてみる。
そうやって、【できた!】を一つでも増やしてあげる関わりが大切です。

先生には、「もし選べなかったとしても『これがりんごだね』とカードを見せながらお話しして、『今日はお話が聞けたね』で終わらせてあげてください」とお伝えしました。

目から鱗が落ちたような表情で、「早速やってみます」と仰っていました。

安心・安全な関わりとは

20年以上前、私自身も場面緘黙の女の子を担任したことがあります。
当時は「場面緘黙」という言葉自体があまり知られておらず、多くの先生が「緊張して喋れない子」というイメージで関わっていたように思います。

私なりに「怒らない」「スモールステップ」を意識してはいたものの、
「小さな声でいいからおはようを言ってごらん」
「口パクでもいいから言ってみようか」
というふうに、結局は"言わせよう"とする関わりが多かったように思います。

卒園式で返事ができるようになり、おはようやさようならも言えるようになりました。
結果としてはできるようになったけれど、当時の私にもっと知識があれば、彼女にとってもっと安心・安全な方法があったのではないか——今でもそう思います。

結果を急ぐ関わりをしていませんか?

支援がうまくいかないもどかしさを、つい子どものせいにしてしまったり、
「話せないと小学校で困るよ」というふうに、結果を急がせるような関わりをしていませんか?

恐怖や脅しで得られた結果は、また元に戻ってしまいます。
「治す」のではなく、「治っていく」関わりを大切にしたいですね。

おやこコーチングmamanoriaでは、保護者の方はもちろん、支援者の方からのご相談も受け付けています。