不登校の子に“寄り添いすぎていませんか?”|親子が楽になる“中庸の関わり方”
「行けない子が教えてくれた
不登校の選択肢と関わり方」
講演会を開催したあと、
こんな感想をいただきました。
「私も子どもに寄り添いたいと思いました」
「美香さんのように寄り添えるようになりたい」
とてもありがたい言葉です。
でも、正直に言うと
私が伝えたいのは、寄り添って欲しいということではないんです。
私は「寄り添う」をやめました
昔は私も、
子どもに寄り添わないといけない。
と、思っていました。
でも、彼は彼。
私は私。
そうやって、
境界線を持つこと
で、お互いに楽になったきがします。
周りから見れば、
それが「寄り添っている」ように見えるのかもしれません。
でも私の中では、
「寄り添う」という言葉は、少し近すぎる
そんな感覚があります。
その関わり、見張りになっていませんか?
「子どものために」
そう思えば思うほど、
・気になる
・口を出したくなる
・先回りしたくなる
でもそれが、
「見守る」ではなく
「見張る」になってしまうことがあります。
そして子どもは、
「見張られている」
と感じると、 一つひとつの行動に緊張してしまい、「何もしない」ことを選びがちに。
じゃあ放っておけばいいの?
ここでよくあるのが、
「じゃあ私は私で好きにします」
という極端な選択です。
でもそれも違います。
極端な関わらなさすぎは
子どもを不安にさせます。
大切なのは「中間」
・近すぎない
・離れすぎない
その
ちょうどいい距離
これがとても大切です。
私はそれを
「中庸」(偏りがなくちょうどいい様子)
だと考えています。
このバランスが取れてくると、
親も楽になるし、子どもも楽になります。
優しさの形を見直す
子どもに寄り添いたい。
その気持ちは、とても大切です。
でもその優しさが、
子どもを苦しくしていないでしょうか?
本当に必要なのは、
近づきすぎず、離れすぎず
「ちょうどいい」を意識すること
なのかもしれません。
ひとりでこのバランスを取るのは、
とても難しいことです。
だからこそ、子どもを観察する力をつけて、関わり方を一緒に整理していく時間が必要だと思っています。
